目次
  1. ✈️ なぜ今、中古車を選ぶ人が増えているの?
  2. 💰 ステップ1:まずは予算を決めよう
    1. ✅ 総支払額とは?
    2. ✅ 維持費も忘れずに
    3. ✅ ローンを使う場合は?
  3. 🔍 ステップ2:中古車の相場を知ろう
    1. ✅ 検索サイトを活用
    2. ✅ 人気ランキングや価格変動もチェック
    3. ✅ 店舗在庫と比較してみよう
  4. 🛣️ ステップ3:年式と走行距離のバランスを考えよう
    1. ✅ 目安は「1年で1万km」
    2. ✅ 年式が新しくても距離が多い車は?
    3. ✅ 年式が古くて距離が少ない車は?
  5. 🚙 ステップ4:車種と装備を選ぼう
    1. ✅ 使用目的に合わせて選ぶ
    2. ✅ 装備は「必要」と「あると便利」で分ける
  6. 🛠️ ステップ5:修復歴と整備履歴をチェックしよう
    1. ✅ 修復歴とは?
    2. ✅ 整備履歴とは?
  7. 🏅 ステップ6:保証とアフターサポートを確認しよう
    1. ✅ 保証の内容を確認
  8. 🏪 ステップ7:購入先を選ぼう
    1. ✅ 主な購入先の種類と特徴
    2. ✅ 初心者におすすめなのは?
  9. 🌟 ステップ8:購入後のカーライフも考えよう
    1. ✅ 定期点検とメンテナンス
    2. ✅ 任意保険の加入
    3. ✅ 車を長く乗るために
  10. ✔️ まとめ:中古車選びは「知ること」が安心につながる
  11. ❓ よくある質問(Q&A)
    1. Q. 中古車って本当に安全なの?事故車じゃないか心配です…
    2. Q. 走行距離が多い車はやめた方がいいですか?
    3. Q. 軽自動車と普通車、どっちがいいの?
    4. Q. ナビやバックカメラって必要ですか?
    5. Q. 中古車でも保証ってあるの?
    6. Q. 車の維持費ってどれくらいかかるの?
    7. Q. どのタイミングで買うのがベスト?
    8. Q. 初めてでも失敗しないコツは?

「車のことはよく分からないけど、そろそろマイカーが欲しい」
「中古車って安いけど、失敗しないか不安…」
そんな方に向けて、車選びの基本から購入後の安心まで、やさしく丁寧に解説します。この記事を読めば、初めてでも納得のいく1台がきっと見つかります。

✈️ なぜ今、中古車を選ぶ人が増えているの?

ここ数年、中古車の人気が高まっています。理由は大きく3つあります:

  1. 新車の納期が長くなっている
    半導体不足や物流の影響で、新車の納車までに数ヶ月〜半年以上かかることも。すぐに車が必要な人には中古車が現実的な選択肢です。
  2. 価格が上がっている
    2021年の中古車平均価格は約76万円でしたが、2025年には125万円にまで上昇。需要が高まっている今、早めの行動が「お得に買う」鍵になります。
  3. 選択肢が豊富
    中古車市場には、軽自動車から高級車まで幅広い車種が揃っており、予算やライフスタイルに合わせて選べるのが魅力です。

💰 ステップ1:まずは予算を決めよう

車を買うときに「本体価格」だけを見て決めてしまうと、後から思わぬ出費が発生することがあります。そこで大切なのが「総支払額」と「維持費」の考え方です。

✅ 総支払額とは?

車両本体価格に加えて、以下のような費用がかかります:

  • 自動車税(購入時に月割りで支払い)
  • 自賠責保険料(強制保険)
  • 重量税(車の重さに応じて)
  • 登録手数料・車庫証明費用
  • リサイクル料・納車費用

これらをすべて含めた金額が「総支払額」です。見積もりをもらうときは「全部込みでいくらかかるか」を必ず確認しましょう。

✅ 維持費も忘れずに

車は買ったあともお金がかかります。代表的な維持費は以下の通り:

  • ガソリン代(燃費によって大きく変わる)
  • 任意保険料(年齢・等級・車種によって差がある)
  • 車検代(2年ごと/整備内容によって変動)
  • 駐車場代(地域によって大きく異なる)

月々どれくらいかかるかをざっくり計算しておくと、無理なくカーライフを楽しめます。

✅ ローンを使う場合は?

車のローンは、金利や返済期間によって最終的な支払額が変わります。たとえば、同じ100万円でも金利が3%と6%では数万円の差が出ることも。複数のローン会社を比較して、無理のない返済プランを選びましょう。

🔍 ステップ2:中古車の相場を知ろう

「この車、安いの?高いの?」と迷ったら、まずは相場を調べてみましょう。相場を知ることで、買い時や狙い目の車種が見えてきます。

✅ 検索サイトを活用

中古車検索サイトでは、全国の車両情報が掲載されており、条件を絞って検索できます。たとえば:

  • 年式(何年落ちか)
  • 走行距離(どれくらい走っているか)
  • 車種・ボディタイプ(軽・コンパクト・SUVなど)
  • 価格帯(予算に合わせて)
  • 装備条件(ナビ付き・安全装備ありなど)

✅ 人気ランキングや価格変動もチェック

よく売れている車種は価格が安定していたり、逆に値上がりしていたりします。月ごとの価格変動やランキングを見ることで、「今が買い時かどうか」が分かることもあります。

✅ 店舗在庫と比較してみよう

ネットで見た相場と、実際のお店の価格を比べてみましょう。「この車は相場より安いかも!」と気づけることもあります。逆に高すぎる場合は、交渉材料にもなります。

🛣️ ステップ3:年式と走行距離のバランスを考えよう

中古車の状態を判断するうえで欠かせないのが「年式」と「走行距離」です。

✅ 目安は「1年で1万km」

たとえば、5年落ちの車なら5万kmくらい走っているのが一般的。それより多ければ「よく使われていた車」、少なければ「使用頻度が低かった車」と考えられます。

✅ 年式が新しくても距離が多い車は?

営業車や長距離通勤で使われていた可能性があります。価格は安くなることが多いですが、部品の消耗が進んでいることもあるので、整備履歴の確認が重要です。

✅ 年式が古くて距離が少ない車は?

高齢者が近所の買い物だけに使っていたなど、状態が良い場合もあります。ただし、長期間動かしていないとバッテリーやゴム部品が劣化していることもあるので注意が必要です。

🚙 ステップ4:車種と装備を選ぼう

「どんな車がいいのか分からない…」という方は、まずは自分の生活スタイルを考えてみましょう。

✅ 使用目的に合わせて選ぶ

  • 通勤・買い物中心 → 軽自動車・コンパクトカー
  • 家族でのお出かけ → ミニバン・SUV
  • アウトドアや趣味重視 → 4WD車・荷室が広い車

✅ 装備は「必要」と「あると便利」で分ける

  • 必須装備:エアコン、パワステ、エアバッグ、衝突軽減ブレーキなど
  • 便利装備:ナビ、バックカメラ、ETC、サンルーフ、シートヒーターなど

「使うかどうか分からないけど、付いてると安心」という装備は、予算とのバランスで判断しましょう。

🛠️ ステップ5:修復歴と整備履歴をチェックしよう

中古車は「過去にどんな使われ方をしてきたか」がとても大事です。

✅ 修復歴とは?

事故などで車の骨組み(フレーム)にダメージがあった車のことです。見た目がキレイでも、走行性能や安全性に影響することがあるので、基本的には避けた方が安心です。

✅ 整備履歴とは?

過去にどんな点検や修理を受けてきたかの記録です。これがしっかり残っている車は、きちんとメンテナンスされていた証拠。購入前に「整備記録簿」を見せてもらいましょう。

🏅 ステップ6:保証とアフターサポートを確認しよう

中古車でも、購入後にトラブルが起きることはあります。だからこそ「保証」があると安心です。

✅ 保証の内容を確認

  • 保証期間(半年〜1年など)
  • 保証対象(エンジン・ミッション・電装系など)
  • 免責事項(保証が効かないケース)

契約前に保証の範囲と条件をしっかり確認しましょう。

🏪 ステップ7:購入先を選ぼう

中古車は「どこで買うか」によって、価格・安心感・サポート体制が大きく変わります。初心者の方にとっては、購入先の選び方もとても重要なポイントです。

✅ 主な購入先の種類と特徴

  • ディーラー(メーカー系の販売店)
    整備体制がしっかりしていて、保証も充実。車の品質も高い傾向がありますが、価格はやや高めになることもあります。
  • 中古車専門店(地域密着型の販売店など)
    在庫が豊富で価格も比較的お手頃。お店によって保証や整備の質に差があるため、口コミやレビューを参考に選ぶのが大切です。
  • 個人売買(ネットオークションやフリマアプリなど)
    中間マージンがないため価格が安いですが、保証やサポートがなく、トラブル時の対応が難しいため車の知識がある人向けです。

✅ 初心者におすすめなのは?

はじめて中古車を買う方には、「中古車専門店」や「ディーラー」が安心です。特に、保証内容が明確で、購入後のサポートがしっかりしているお店を選ぶと、万が一のトラブルにも対応してもらえます。

🌟 ステップ8:購入後のカーライフも考えよう

車は買って終わりではありません。むしろ、買ったあとに「どう使うか」「どう維持するか」がとても大切です。

✅ 定期点検とメンテナンス

  • オイル交換、タイヤの空気圧チェック、バッテリーの状態確認など、基本的なメンテナンスを定期的に行いましょう。
  • 車検は2年ごとに必要です。費用は車種や整備内容によって異なりますが、事前に見積もりを取っておくと安心です。

✅ 任意保険の加入

自賠責保険(強制保険)だけでは、事故の補償が不十分です。任意保険に加入することで、対人・対物・車両・搭乗者など幅広くカバーできます。保険料は年齢・等級・車種によって変わるので、複数の保険会社を比較して選びましょう。

✅ 車を長く乗るために

  • 洗車や室内清掃をこまめに行うことで、見た目も気持ちもスッキリ。
  • 異音や違和感を感じたら、すぐに点検を受けることが大切です。
  • 定期的なメンテナンスを続けることで、10年・10万km以上乗ることも十分可能です。

✔️ まとめ:中古車選びは「知ること」が安心につながる

車のことがよく分からなくても、基本のポイントを押さえれば大丈夫です。
このガイドのステップを参考にしながら、焦らずじっくり選んでいきましょう。

  • 💰 予算は「買うとき」と「使うとき」の両方を考える
  • 🔍 相場を調べて、買い時を見極める
  • 🛣️ 年式と走行距離のバランスをチェック
  • 🚙 自分の生活に合った車種と装備を選ぶ
  • 🛠️ 修復歴と整備履歴を確認して安心を
  • 🏅 保証とサポート体制をしっかり確認
  • 🏪 購入先の特徴を理解して、自分に合ったお店を選ぶ
  • 🌟 購入後のカーライフも見据えて、長く快適に乗れる準備をする

❓ よくある質問(Q&A)

Q. 中古車って本当に安全なの?事故車じゃないか心配です…

A. 安全性は「修復歴」と「整備履歴」で判断できます。修復歴がある車は、過去に事故などで車の骨組みにダメージがあった可能性があります。販売店では「修復歴なし」と明記されている車を選ぶのが基本です。また、整備記録がしっかり残っている車は、定期的に点検されていた証拠なので安心材料になります。

Q. 走行距離が多い車はやめた方がいいですか?

A. 一概には言えません。メンテナンスされていれば長く乗れる車もあります。「1年で1万km」が目安ですが、10万kmを超えていても、きちんと整備されていれば問題ない場合もあります。逆に、距離が少なくても長期間放置されていた車は不具合が出ることも。走行距離だけでなく、整備履歴や車の使われ方もチェックしましょう。

Q. 軽自動車と普通車、どっちがいいの?

A. 用途によって選び方が変わります。通勤や買い物など、近距離の移動が中心なら軽自動車がおすすめ。維持費も安く、駐車もしやすいです。家族で遠出することが多いなら、普通車の方が広くて快適。高速道路の安定性も高いです。まずは「どんな使い方をするか」を考えてみましょう。

Q. ナビやバックカメラって必要ですか?

A. 初心者の方にはあると安心です。ナビは知らない道でも迷わず運転できるので便利ですし、バックカメラは駐車時の安全性を高めてくれます。最近の車には標準装備されていることも多いですが、ついていない場合は後付けも可能です。運転に不安がある方にはおすすめの装備です。

Q. 中古車でも保証ってあるの?

A. はい、あります。内容は販売店によって異なります。保証があると、購入後に故障しても無料で修理してもらえる場合があります。保証の範囲(どの部品が対象か)や期間(何ヶ月・何年か)はお店によって違うので、契約前にしっかり確認しましょう。保証がない車は、故障時にすべて自己負担になる可能性があります。

Q. 車の維持費ってどれくらいかかるの?

A. 車種や使い方によって変わりますが、月1〜2万円が目安です。ガソリン代、保険料、駐車場代、車検代などが主な維持費です。軽自動車は税金や保険料が安く、普通車は少し高めになります。年間でどれくらい走るか、どこに住んでいるかによっても変わるので、事前にシミュレーションしておくと安心です。

Q. どのタイミングで買うのがベスト?

A. 決算期(3月・9月)やモデルチェンジ直後が狙い目です。販売店が在庫を整理したい時期は、値引きや特典がつくことがあります。また、新型モデルが出た直後は、旧型モデルの価格が下がる傾向があります。とはいえ、欲しい車が見つかったら「タイミングを逃さない」ことも大切です。

Q. 初めてでも失敗しないコツは?

A. 焦らず、情報を集めて、納得してから買うことです。中古車選びは「比較」と「確認」が大切です。複数の車を見比べて、相場や装備、保証内容をチェック。分からないことは販売店に遠慮なく質問しましょう。納得してから購入すれば、きっと満足できるカーライフが始まります。